改訂新版 世界大百科事典 「ルッジェーロ1世」の意味・わかりやすい解説
ルッジェーロ[1世]
Ruggero Ⅰ
生没年:?-1101
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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1031頃~1101(在位1072~1101)
ノルマンディ出身の初代シチリア伯。1061年にイスラーム教徒の支配下にあったシチリア島の征服を開始し,91年に完了。72年に兄ロベルト・グイスカルドよりシチリア・カラブリア伯に叙せられ,強力なシチリア伯領を築いた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
…このころメッシナに定住していたノルマン人がこの内紛に乗じてシチリアに進出,1061年から91年までに全島を征服した。その指導者ルッジェーロ1世は〈シチリアとカラブリアの伯〉を称し,その子ルッジェーロ2世は〈シチリアとプーリアの王〉となり,ここにシチリア王国が成立した。彼は教皇庁と争ってその王位を承認させ,トリポリなど北アフリカ沿岸への遠征を行って,地中海における重要な勢力となった。…
※「ルッジェーロ1世」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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