20世紀西洋人名事典 「ルネクレマン」の解説
ルネ クレマン
René Clément
1913.3.18 -
フランスの映画監督。
ボルドー生まれ。
パリで建築を学び、陸軍映画班でドキュメンタリー映画に携わる。第二次大戦後、ナチス占領下のレジスタンスを描いた「鉄路の闘い」(1945年)、ドイツの潜水艦を舞台にした「海の牙」(’46年)、「禁じられた遊び」(’51年)などを発表。そのし、数々の賞を受賞後、文学性の高いゾラ原作の「居酒屋」(’55年)を経て、「太陽がいっぱい」(’59年)、「雨の訪問者」(’69年)など娯楽的傾向の強い作品となる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報