20世紀西洋人名事典 「ルフィノタマヨ」の解説
ルフィノ タマヨ
Rufino Tamayo
1899.8.26 - 1991.6.24
メキシコの画家。
元・ドールトン・スクール教授。
オアハカ(メキシコ)生まれ。
サン・カルロス美術学校で、絵画を学ぶが、退学。22歳の時、国立人類学博物館民族局長。古代メキシコ文化やインディオ芸術に開眼する。画風は抽象的で、タブロー派に属する。’26年ニューヨークで個展を開き、高い評価を受ける。’28年教育省造形美術部部長となり活躍。’38年ニューヨークに移住し、ドールトン・スクールの教授となる。’52年から1年間かけてメキシコの美術館で大壁画を製作。「テウタンテペックの女性」「寝室のビーナス」等の代表作がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報