20世紀西洋人名事典 「ルードルフフリムル」の解説
ルードルフ フリムル
Rudolf Friml
1879.12.7 - 1972.11.12
米国のオペレッタ作曲家。
チェコスロヴァキア出身。
幼少の頃から音楽の才能を発揮し、プラハ音楽院でドボルザークに作曲を、イラーネクにピアノを師事し、ヴァイオリン奏者クーベリックのピアノ伴奏者としてヨーロッパやアメリカ各地を演奏旅行する。1906年以降アメリカに定住し、コンサート・ピアニストとして売り出すかたわら作曲活動も行う。’12年「蛍」でオペレッタ作曲家として認められ、その後、「ローズ・マリー」(’24年)、「放浪の王者」(’25年)など多くのオペレッタによりビクター・ハーバートやロンバーグとアメリカにオペレッタの全盛時代をもたらす。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報