20世紀西洋人名事典 「ルーベンマムーリアン」の解説
ルーベン マムーリアン
Rouben Mamoulian
1897.10.8.(1898.説あり) - 1987
米国の舞台演出家,映画監督。
ティフリス(ソ連)生まれ。
モスクワ大学で法学を学ぶが、演劇を志しモスクワ芸術劇場で演劇を学び、1918年舞台監督となる。’20年渡英し、’22年ロンドンで劇「The Beating the Door」を演出。’23年渡米し、シアター・ギルドなどの演出家として活躍。’30年帰化。’30年代に入り映画がトーキーとなると、ハリウッドに招かれて主にパラマウント映画でヨーロッパ調の作品「喝采」(’29年)、「今晩は愛して頂戴な」(’32年)等を撮った。その後ブロードウェイのミュージカル「ポーギーとベス」(’35年)、「オクラホマ!」(’43年)、「回転木馬」(’45年)を演出するなど活躍を続けた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報