普及版 字通 「レイ・さとす・さとる」の読み・字形・画数・意味
8画
[字訓] さとす・さとる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は令(れい)。〔説文〕十一上に水名とし、「水は丹陽宛陵より出で、西北して江に入る」という。令・聆・零・伶(れい)と通じ、その義に用いられる。令は礼帽を深く被って(ひざまず)き、神意を聆(き)く姿。その声義を承ける字である。
[訓義]
1. さとす、おしえる。
2. きく、さとる。
3. 零と通じ、ふる、おちる。
4. 冷と通じ、冷々。
5. 伶と通じ、楽官。
6. 川の名。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 サムシ・キヨシ・ヨシ・スズシ 〔立〕 ヨシ・スサマシ・サムシ・サム・キヨシ・ス(ズ)シ・ヒタス
[熟語]
官▶・人▶・然▶・汰▶・波▶・風▶・毛▶・▶・洌▶
[下接語]
清・涕・適・流
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報