楽官(読み)ウタマイノツカサ

精選版 日本国語大辞典 「楽官」の意味・読み・例文・類語

がっ‐かんガククヮン【楽官】

  1. 〘 名詞 〙 朝廷の音楽に関することをつかさどる官吏伶官(れいかん)
    1. [初出の実例]「三作といふそなたの連子(つれこ)、元は秦(はた)の益勝といふ楽官(ガククヮン)女房」(出典浄瑠璃妹背山婦女庭訓(1771)二)
    2. [その他の文献]〔漢書‐芸文志〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android