最新 地学事典 の解説
レイナー・コンプレックス
Rayner complex
東南極楯状地のエンダビーランドからケンプランドを経てマックロバートソンランドにかけて分布する原生代の地質体。約9億年前にグラニュライト相の変成作用を被っており,インドの東ガート帯とのつながりが強く示唆されている。原岩は>3,600〜970Maの間のさまざまな年代で構成される。太古代のナピア・コンプレックスの南側を取り巻くように分布し,レイナー・コンプレックスの一部にはナピア・コンプレックスが再変動した地域も知られる。また,レイナー・コンプレックスとされていた地域の一部が,約550〜520Maの変成年代をもつ別の地質体(西レイナー・コンプレックス)であることが近年明らかになっている。
執筆者:外田 智千
参照項目:ナピア・コンプレックス
参照項目:東ガート帯
参照項目:東南極楯状地
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

