20世紀西洋人名事典 の解説
レオポルド・フォン ウィーゼ
Leopold von Wiese
1876.12.2 - 1969.1.11
ドイツの社会学者。
ベルリン大学講師を経て、ケルン大学教授となる。「ケルン社会学四季報」を編集し、ドイツ社会学の発展に寄与する。ナチス治下にアメリカに亡命したが、第二次世界大戦後ドイツに帰国し、「ケルン社会学雑誌」と改題し復刊する。ドイツ社会学会の会長にも就任。彼は、社会過程、社会関係、社会形象の三概念を基礎として分析し、関係学としての社会学の体系を樹立した。主著に、「社会学その歴史と主要問題」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報