20世紀西洋人名事典 「レオンガーフィールド」の解説
レオン ガーフィールド
Leon Garfield
1921 -
英国の児童文学作家。
ブライトン(サセックス)生まれ。
第二次大戦後、ロンドンの病院で検査技師をつとめながら、創作活動を始める。海賊物語の「ジャック・ホルボーン」(’64年)で認められ、創作活動に専念。18世紀のロンドンを舞台にした歴史小説が多く、その文体は華麗な比喩を駆使している。また、人間が見かけとは異なることの発見をテーマにしている。’66年の作品「霧の中の悪魔」などでガーディアン賞を受賞。ギリシア神話の再話で、ブリッシェンと共著の「海底の神」(’70年)、「黄金の影」(’73年)でカーネギー賞を受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報