ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブライトン」の意味・わかりやすい解説
ブライトン
Brighton
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翻訳|Brighton
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イギリス、イングランド南東部、ユニタリー・オーソリティー(一層制地方自治体)であるブライトン・アンド・ホウブの海浜保養都市。人口15万6124(1996)。イギリス海峡に臨む同国でもっとも華やかな行楽地で、ホテル、プール、娯楽センター、イルカのショーを見せる水族館、ヨットハーバーなどの施設がある。1750年に当時寒村であったブライトンの空気と海水浴を推賞した医師R・ラッセルの書物がイギリス皇太子の目に留まり、83年皇太子が滞在した。これを契機に、ロンドンから約80キロメートルと近いこともあずかり、保養地として発展した。皇太子が居所としたローヤル・パビリオン(1783建造)が残るほか、半円形に突き出た出窓やバルコニーをもつ18~19世紀の家並みもみられる。サセックス大学の所在地。
[久保田武]
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