20世紀西洋人名事典 「レナートカステラーニ」の解説
レナート カステラーニ
Renato Castellani
1913 -
イタリアの映画監督。
北イタリアのフィナーレ・リグーレ生まれ。
ミラノの大学で建築を学んだ後映画界入りし、ネオレアリズモの作風に楽観的エネルギーと地方主義を加えた作品「2ペンスの希望」(’52年)で注目された。この史劇映画作法は「ロミオとジュリエット」(’54年)、「レオナルド・ダ・ビンチ」(’71年)で深化された。近作に、「ベルディの生涯」(’82〜83年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報