レンス(その他表記)Rhens

デジタル大辞泉 「レンス」の意味・読み・例文・類語

レンス(Rhens)

ドイツ南西部、ラインラント‐プファルツ州の都市コブレンツの南約10キロメートル、ライン川沿いに位置し、ブラウバッハと相対する。鉱泉を湧出し、ミネラルウオーター工場がある。城壁に囲まれた旧市街には木組み造りの家並みが残っている。2002年、「ライン渓谷中流上部」の名称世界遺産文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レンス」の意味・わかりやすい解説

レンス
Löns, Hermann

[生]1866.8.29. クルム
[没]1914.9.26. ランス
ドイツの詩人,小説家。ゲッティンゲンで学び,ジャーナリストとなる。反俗的な性格のためオーストリアスイスなどを遍歴した。第1次世界大戦中フランスで戦死自然描写にすぐれ,民謡調の抒情詩や動物物語を書いた。三十年戦争を背景にした農民小説『人狼』 Der Wehrwolf (1910) が代表作。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android