20世紀西洋人名事典 「ロウマーウィルソン」の解説
ロウマー ウィルソン
Romer Wilson
1891 - 1930
小説家。
本名フローレンス・ロウマー・ミュア ウイルスン。
イギリスのシェフィールド郊外で幼年期、少女期を過ごす。ケンブリッジで法律を専攻したが、創作に転じ、「マーティン・シューラー」(1918年)を処女作とする。’21年にホーソンデン賞を受賞した「社会の死」を執筆。’23年にはアメリカ人のE.J.オブライエンと結婚し、一児をもうけるが、39歳の時、結核で死亡。他に「ただ独り」(’28年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報