20世紀西洋人名事典 「ロジェ・ドラ・フレネー」の解説
ロジェ・ド ラ・フレネー
Noël-Roger de La Fresnaye
1885.7.11 - 1925.11.27
フランスの画家。
ル・マン生まれ。
1908年よりアカデミー・ランソンでモーリス・ドニ、セリュジエに師事し、のちにキュビスムの仲間に加わり、厳しい構成による独自の画風を確立。代表作はパリ国立近代美術館の「坐る男」(’13年)。第一次世界大戦で毒ガス攻撃を受けたのがもとで肺を痛め、40歳の若さで他界。コクトーの詩集の挿絵などもある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報