ロディーギン(読み)ろでぃーぎん(その他表記)Александр Николаевич Лодыгин/Aleksandr Nikolaevich Lodïgin

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロディーギン」の意味・わかりやすい解説

ロディーギン
ろでぃーぎん
Александр Николаевич Лодыгин/Aleksandr Nikolaevich Lodïgin
(1847―1923)

ロシアの電気技術者。1867年モスクワ士官学校を卒業。当時、電気照明としてアーク灯と並んで、金属フィラメントにしてこれを白熱化し、照明に用いる試みもなされていたが、ロディーギンは炭素棒を使って白熱ランプを初めて製作、1872年ロシアで特許を得たほか、イギリスほかでも特許を得た。1874年にはこの仕事でロモノーソフ賞を受賞電球はじめ、電気器具に関する各種の発明もある。1916年アメリカに渡った。

渡辺 伸]

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