ロドクロム塩(読み)ロドクロムエン

化学辞典 第2版 「ロドクロム塩」の解説

ロドクロム塩
ロドクロムエン
rhodochromic salt

[Cr2(OH)(NH3)10]X5.μ-ヒドロキソ-ビス[ペンタアンミンクロム(Ⅲ)]塩(X = 主として一価の陰イオン)のこと.OHで架橋した複核錯体の一種.クロム(Ⅱ)塩の溶液を,塩化アンモニウム,濃アンモニア水に加え,空気をはげしく通じて酸化すると塩化物が析出する.淡紅色の結晶.水に易溶,アルコール類に不溶.1分子の結晶水を含み,硫酸デシケーター中で結晶水を失う.アンモニアに溶かし,溶液が赤変したのち,酸で沈殿させると,エリトロクロム塩が得られる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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