20世紀西洋人名事典 「ロナルドボットロール」の解説
ロナルド ボットロール
Ronald Bottrall
1906.(1905.説あり) -
英国の詩人。
ケンブリッジ大学出身で、オックスフォード大学出身のオーデンなどに拮抗する詩人としてエプソンなどともに期待される。現代に対する複雑な反応を暗示的手法で表現し、極度の自意識を秘めた男性的風刺が特色である。代表作に「解き放つ」(1931年)がある。’41年から英国文化振興会駐スウェーデン、イタリア、ブラジル、ギリシアの各代表となり、’59〜63年英国文化振興会駐日代表を務めた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報