20世紀西洋人名事典 「ロバートデスノス」の解説
ロバート デスノス
Robert Desnos
1900.7.4 - 1945.6.8
フランスの詩人。
パリ生まれ。
シュルレアリスム運動に参加し、ブルトンが主宰した集団催眠の実験で、その霊媒的才能を見せる。1930年運動から離脱し、第二次大戦中は対独抵抗運動に加わり、抵抗詩を出版。ゲシュタポに逮捕され、テレジエンシュタットの収容所で病死する。代表作に自動記述的な言葉の遊びを取り入れた「ローズ・セラビィ」(’22年)や性の絶対的自由を唱えた「自由か愛か」(’27年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報