現代外国人名録2016 「ロバートライシュ」の解説
ロバート ライシュ
Robert Bernard Reich
- 職業・肩書
- 経済学者 カリフォルニア大学バークレー校教授 元米国労働長官
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1946年6月24日
- 出生地
- ペンシルベニア州スクラントン
- 専門
- 政治経済学, 経済政策, 行政学
- 学歴
- ダートマス大学〔1968年〕卒,オックスフォード大学大学院経済学修士課程修了,エール大学ロースクール卒
- 学位
- 博士号(エール大学)
- 受賞
- バーツラフ・ハベル財団賞〔2003年〕
- 経歴
- 1968年ダートマス大学卒業後、ローズ奨学生としてオックスフォード大学に留学。’71年エール大学ロースクールに進学。’74年フォード政権で司法次官補佐官、’76〜81年カーター政権下で米国連邦取引委員会(FTC)政策計画局長を務めた後、’81年よりハーバード大学ケネディ行政大学院教授。民主党リベラル派の有力アドバイザーで、実体経済に即した政策提言で知られる。’93年1月クリントン政権の労働長官に就任。クリントンとはオックスフォード大及びエール大での同窓生。’97年1月退任。9月ブランダイス大学教授、2006年よりカリフォルニア大学バークレー校教授。2008年米誌「タイム」の“最も業績を収めた20世紀の閣僚10人”の一人に選ばれた他、「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙で“最も影響力のある経営思想家20人”にも選出された。雑誌「アメリカン・プロスペクト」の共同創立編集人で、市民団体コモン・コーズ会長も務める。著書に「新アメリカ物語」(1987年)、「ザ・ワーク・オブ・ネーションズ」(’91年)、「勝者の代償」(2001年)、「アメリカは正気を取り戻せるか」(2004年)、「暴走する資本主義」(2007年)、「余震(アフターショック)―そして中間層がいなくなる」(2010年)、「格差と民主主義」(2012年)など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報