ロボス諸島(読み)ロボスショトウ(その他表記)Islas Lobos

デジタル大辞泉 「ロボス諸島」の意味・読み・例文・類語

ロボス‐しょとう〔‐シヨタウ〕【ロボス諸島】

Islas Lobos》ペルー北部の太平洋にある諸島本土の沖合約10キロメートルのロボス‐デ‐ティエラ島と、その南方55キロメートルのロボス‐デ‐アフエラ島などからなる。海鳥の繁殖地であり、グアノを産する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロボス諸島」の意味・わかりやすい解説

ロボス諸島
ろぼすしょとう
Islas Lobos

南アメリカ、ペルー北部の太平洋にある諸島。本土の海岸より約10キロメートル沖にあるロボス・デ・ティエラ島(面積16平方キロメートル)と、その南方55キロメートル、海岸より約60キロメートル離れたロボス・デ・アフエラ島(面積2平方キロメートル)の2部分からなり、後者は近接した二つの小島に分かれている。ロボス・デ・ティエラ島は古生代後期の地層とこれに貫入した深成岩類からなる。多数の海鳥がすみつき、グアノの産地である。

[松本栄次]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android