デジタル大辞泉 「ロンドリーナ」の意味・読み・例文・類語 ロンドリーナ(Londrina) ブラジル南部、パラナ州の都市。州都クリチバの北西約300キロメートルに位置する。1930年代に日本人とドイツ人の移民によって開かれ、コーヒー栽培で発展。同州北部の新興地域の中心地で、食品加工業が盛ん。日系人が多く居住する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロンドリーナ」の意味・わかりやすい解説 ロンドリーナろんどりーなLondrina ブラジル南部、パラナ州北部の新興都市。人口44万7065(2000)。1930年に4人の日本人と2人のドイツ人が創立した町で、コーヒー栽培の発展につれて急速に都市に成長した。多くの日系人が居住している。コーヒー地帯の中心をなし、大きなインスタント・コーヒーの工場がある。また、大豆と小麦の一大集散地でもある。中心部に高層建築が集中し、街路が広い近代的な都市である。鋼材とガラスでできた近代的な教会がある。テラロッサ地帯にあり、町は赤土に覆われている。[山本正三] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例