デジタル大辞泉 「クリチバ」の意味・読み・例文・類語 クリチバ(Curitiba) ブラジル南部、パラナ州の州都。標高約1000メートルの高原に位置する。1970年代に計画都市として整備され、南米随一の整然とした交通網と美観を誇る都市となった。マテ茶、コーヒー、タバコ、綿花の集散地。パラナ博物館、オスカーニーマイヤー美術館、植物園などがある。クリティバ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「クリチバ」の意味・わかりやすい解説 クリチバくりちばCuritiba ブラジル南部、パラナ州の州都。人口158万7315(2000)。大西洋岸から110キロメートル、標高約1000メートルの高原上に位置し、気候はきわめて快適である。ドイツ系、イタリア系、ポーランド系の移民が多く、ヨーロッパの香り豊かな近代都市であり、日系人も多い。マテ茶の集散地としては世界最大で、コーヒー、タバコ、綿花の取引地でもある。近年、セメント、家具、薬品、金属加工などの工業が急速に発展し、人口が急増している。[山本正三] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例