デジタル大辞泉 「ローディ」の意味・読み・例文・類語 ローディ【Lodi】[地名] イタリア北部、ロンバルディア州の都市。アッダ川沿いに位置し、中世より水路を整備し、同地域における農業の中心地になった。チーズの産地として有名。14世紀以降、ミラノのビスコンティ家、スフォルツァ家の支配を受けた。15世紀半ばにイタリアの五大勢力が結んだ和平協定ローディの和や、18世紀末にナポレオン率いるフランス軍がオーストリア軍を破った、ローディの戦いの舞台となった。12世紀創建のローディ大聖堂、ロンバルディア‐ルネサンス建築の傑作とされるインコロナータ教会がある。[補説]作品名別項。→ローディ ローディ【Lodi】[曲名] モーツァルトの弦楽四重奏曲第1番ト長調の通称。全4楽章。第1楽章から第3楽章は1770年頃、第4楽章は1773年頃作曲。イタリアのローディで作曲されたことに由来する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「ローディ」の解説 ローディ オーストリアの作曲家W・A・モーツァルトの弦楽四重奏曲第1番K80[73f](1770、1773頃)。原題《Lodi》。イタリアのローディで作曲されたことから。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報