20世紀西洋人名事典 「ロールロア・ガルシア」の解説
ロール ロア・ガルシア
Raúl Roa García
1907.(1908.説あり) - 1982
キューバの政治家。
元・キューバ外相。
1925年よりハバナ大学時代に革命的学生運動に参加。左翼系反米運動指導者として活躍し、逮捕される。’40年ハバナ大学教授となり社会思想史を担当。’48年文部省文化局長を務める。’52年クーデター後メキシコに亡命、’55年帰国。’59年国連大使となり、’76年まで外相を務める。のち、人民権力全国議会議長。著書に「未明の回帰」(’64年)、「決定的な戦いの前に」(’66年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報