ローン湾(読み)ローンわん(その他表記)Firth of Lorne

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ローン湾」の意味・わかりやすい解説

ローン湾
ローンわん
Firth of Lorne

イギリススコットランド西部,アーガイル・ビュート西岸の湾。別綴 Firth of Lorn。大西洋の入り海で,カレドニア運河南西端をなすリニ湾の入口に浮かぶリズモア島から南西へ,西のマル島と東のスコットランド本土との間に広がる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ローン湾」の意味・わかりやすい解説

ローン湾
ろーんわん
Firth of Lorne

イギリス、スコットランド西岸、大西洋に向かって開けるフィヨルド北東―南西に延びるカレドニア地峡の南端部を占め、カレドニア運河によりネス湖を経て北海小舟航行が可能。南岸には、マル島などヘブリディーズ諸島島々と結ぶ航路の拠点オーバン港がある。

[小池一之]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android