わいやい(読み)ワイヤイ

デジタル大辞泉 「わいやい」の意味・読み・例文・類語

わい‐やい

[連語]終助詞「わい」+終助詞「やい」。近世初めごろの語》活用語終止形連体形に付く。感動強調を表す。…(の)だよ。…(の)だぞ。同輩目下の者に対して用いられた。
「おのれはな、三が日の内にもちがのどにつまって、鳥部野へ葬礼する―」〈浮・胸算用・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「わいやい」の意味・読み・例文・類語

わい‐やい

  1. ( 終助詞「わい」と「やい[ 二 ]」の重なったもの ) 同輩、または目下の者に対して、詠嘆をこめて、確認した内容を強く主張するのに用いる。
    1. [初出の実例]「ようみよ。おのれがつらがうつってみゆるはひやひ」(出典:虎明本狂言・鏡男(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む