ワットクータオ(読み)ワットクータオ(その他表記)Wat Ku Tao

デジタル大辞泉 「ワットクータオ」の意味・読み・例文・類語

ワット‐クータオ(Wat Kuh Tao)

タイ北部の都市チェンマイの市街北部にある仏教寺院。16世紀初頭、同地を支配したビルマ王の墓として建立。玉ねぎを5段に重ねたような、独特な形状をした仏塔がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界の観光地名がわかる事典 「ワットクータオ」の解説

ワットクータオ【ワットクータオ】
Wat Ku Tao

タイ北部の都市チェンマイの郊外にある仏教寺院遺跡。この地を支配していたビルマ王プレーンノーンの墓として1613年に建てられたといわれている。こうしたことから、境内には椀を重ねたようなユニークなクータオ(ひょうたん)形にモザイクで装飾されたビルマ式のパゴダ(仏塔)がある。これは仏陀最初教化したとされる5人の修行僧托鉢の鉢を表すとされている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android