ワットトライミット(読み)ワットトライミット(その他表記)Wat Trimit

デジタル大辞泉 「ワットトライミット」の意味・読み・例文・類語

ワット‐トライミット(Wat Trimit)

タイの首都バンコク中心部チャイナタウンにある仏教寺院。スコータイ朝時代に造られたとされる高さ3メートル、重さ5.5トンの黄金仏像がある。もと漆喰で覆われて廃寺に置かれていたが、1953年の移転工事中に漆喰が剝がれて黄金の仏像が発見された。2010年に完成した仏堂に安置されている。バンコクとチャイナタウンの歴史を紹介する博物館併設

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世界の観光地名がわかる事典 「ワットトライミット」の解説

ワットトライミット【ワットトライミット】
Wat Trimit

タイの首都バンコクのチャイナタウンにある仏教寺院。創建はスコタイ王朝時代(13世紀から1438年)の1238年。◇この寺院を有名にしているのは、700~800年前につくられたとされる高さ3m、重さ5.5tの金の仏像。時価120億円ともいわれている。このため、この寺院には「黄金大仏寺院」という別称がある。この仏像は、盗難防止のため漆喰(しっくい)が塗られていたため、忘れ去られてしまい、寺も朽ち果ててしまったが、1953年にこの寺院の取り壊しが決まったときに、黄金仏であることがわかり、一躍有名になったというエピソードがある。

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