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生没年不詳。『イソップ物語』として知られる寓話(ぐうわ)集の作者とされている。「イソップ」はアイソポスの英語読み。生涯については正確な点は不明であるが伝承によれば紀元前6世紀前半ギリシアで活躍した。サモスの出身ともフリギア人ともいわれている。ヘロドトスによれば、サモスの人イアドモンの奴隷であった。デルフォイの人々から無実の罪を着せられ刑死した話は有名である。前5世紀のアイソポスの物語の引用例では、物語がアイソポス本人の事跡とのつながりのうえで語られている。これからみると『イソップ物語』成立初期の段階(前6世紀末ごろ)で生涯の事跡を述べた伝記が掲げられ、そのなかに収められた寓話の語り手としてアイソポスが登場していたのであろう。
[橋本隆夫]
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…ギリシアのイソップ(アイソポス)が作ったと伝えられる動物寓話集。動物などの性格や行動に託して,ギリシアの一般大衆に,いかにすれば人は平穏無事に人生をおくることができるかを教える処生訓であった。…
※「アイソポス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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