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アザゼル Azazel

世界大百科事典 第2版の解説

アザゼル【Azazel】

スケープゴート〉の典拠として〈アザゼルの羊〉の形での引用が一般的な聖書中の語。旧約聖書《レビ記》16章に贖罪行事とのかかわりで言及があるが,アザゼル自体の解釈は古来分かれている。《七十人訳聖書》(旧約)はこれを追放される羊と見,ラビ文献は羊の追放場所と解するが,今日の研究者はふつうこれを羊の受取手としての荒野の毛深い魔物と理解している。旧約外典の一部では,アザゼルは堕落天使の指導者である。【並木 浩一】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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