ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レビ記」の意味・わかりやすい解説
レビ記
レビき
Wayiqra; Leviticus
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『旧約聖書』の第三巻目の書。第五巻目までを「律法」とか、「モーセ五書」ともよぶので、本書を「モーセ第三書」ともいう。書名はヘブル語原典にはなく、ギリシア語の『七十人訳(しちじゅうにんやく)聖書』以来のもの。内容は祭司が執行すべき祭儀職務の規定、イスラエルの民の守るべき規則を中心とし、神の民としてイスラエル民族に要求される聖潔を規定している。聖俗を峻別(しゅんべつ)し「神聖法典」あるいは「聖潔法典」とよばれる17章~26章の規定は、内容的に預言者エゼキエルとの関連で、紀元前6世紀中葉のものとされる。ほかは、それよりのち、バビロン捕囚期に律法を最終的にまとめあげ、ユダヤ教団の成立に中心的役割を果たした祭司たちの祭司法典によるものと考えられる。
[秋輝雄]
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