アセトアセチルCoA(読み)アセトアセチルコーエ

化学辞典 第2版 「アセトアセチルCoA」の解説

アセトアセチルCoA
アセトアセチルコーエ
acetoacetyl CoA

C25H40N7O18P3S(851.62).CH3COCH2CO-CoA.アセトアセチル補酵素Aともいう.2分子のアセチルCoAから生成する.また,脂肪酸などの生体内酸化分解の中間産物でもある.アセトアセチルCoAからアセト酢酸が生成すれば,動物体のケトン体生成に関与し,還元されてヒドロキシブチリルCoAを経て,酪酸ブタノールなどを生成する.さらにもう1分子のアセチルCoAと反応して,3-ヒドロキシ-3-メチルグルタリルCoA,

が生成すれば,テルペンステロイド生合成の最初段階になる.[CAS 1420-36-6]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「アセトアセチルCoA」の解説

アセトアセチルCoA

 C25H40N7O18P3S (mw851.61).

 脂肪酸の酸化により生成するほか,ある種のアミノ酸代謝によっても生成する.最終的にアセチルCoAとなり代謝される.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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