アニオン界面活性剤(読み)アニオンカイメンカッセイザイ

デジタル大辞泉 「アニオン界面活性剤」の意味・読み・例文・類語

アニオン‐かいめんかっせいざい〔‐カイメンクワツセイザイ〕【アニオン界面活性剤】

陰イオン界面活性剤

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「アニオン界面活性剤」の解説

アニオン界面活性剤
アニオンカイメンカッセイザイ
anionic surfactant, anionic surface active agent

イオン界面活性剤(anionic surface active agent)ともいう.水溶液中でイオン解離し,界面活性を示す部分がアニオンとなるような界面活性剤をいう.水溶液にしたとき,洗浄,乳化,可溶化,分散などの活性を示す.普通のせっけん,硫酸化油,硫酸アルキル塩,アルカンスルホン酸塩,アルキルアレーンスルホン酸塩,アルキルナフタレンスルホン酸塩など多種のものが該当し,洗浄剤,乳化剤,湿潤剤染色助剤,浸透剤,精練剤,分散剤,起泡剤などとして,食品工業,繊維,化粧品などに多く利用されている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「アニオン界面活性剤」の解説

アニオン界面活性剤

 陰イオン界面活性剤ともいう.セッケンのように,親水基水中でアニオンになる界面活性剤の総称

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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