分子を構成する原子団(基)の極性が大きく,水に対する親和性の強いもの。疎油基ともいう。これに対し極性の小さな基は疎水基あるいは親油基とよばれる。親水基の大きな(HLBの値の大きい)分子は水などの極性溶媒に対する溶解性が大きい。また界面活性剤のように異なる極性の物質界面に作用する物質群では,分子内の分極性,極性基の位置が物性に大きな影響を及ぼす。そのため,親水基,疎水基(または極性基,非極性基)の概念が重要となる。親水基の一例を表に示す。
執筆者:内田 安三
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
化合物の分子を構成する基のうち,水との親和性の大きい基.たとえば,-COOH,-CH2OHのような極性基はいずれも親水基であって,水面上で高級脂肪酸や高級アルコールが単分子膜をつくるとき,これらの基は水中側に向く.一方,炭化水素基は水との親和性が小さく,水面と反対側を向き,疎水基といわれる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...
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