アフメット・ベフィク・パシャ(その他表記)Ahmet Vefik Paşa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

アフメット・ベフィク・パシャ
Ahmet Vefik Paşa

[生]1823.7.6. イスタンブール
[没]1891.4.2. イスタンブール
オスマン帝国末期の政治家,学者。パリ留学後,役人となった。駐イラン大使,駐フランス大使,内務大臣文部大臣歴任。 1877年初めて開かれた国会議長となり,大宰相を2度つとめた (1878,82) 。憲政や自由思想に反対する政治家であったが,ブルサに劇場を創設し,みずから劇を監督するなど文化面での評価が高い。また,数ヵ国語にすぐれ,余生は辞典の編集や,数多くの歴史,文学の翻訳を行なった。代表作『オスマン語辞典』 Lehçe-i Osmânî (76) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む