アラビドプシス(その他表記)Arabidopsis thaliana

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アラビドプシス」の意味・わかりやすい解説

アラビドプシス
Arabidopsis thaliana

海岸地方に分布するアブラナ科植物和名シロイヌナズナという。植物としては1世代の時間が短く,人工受粉が可能であり,また染色体数が少なく,DNAのサイズ小さいなど,分子遺伝学材料として最適な性質をもっているため,「植物のショウジョウバエ」として脚光を浴びている。遺伝子導入の系も開発中で,動物に比べ遅れがちな植物の分子生物学の切り札的な材料として期待がかかっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

化学辞典 第2版 「アラビドプシス」の解説

アラビドプシス
アラビドプシス
Arabidopsis thaliana

[同義異語]シロイヌナズナ

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む