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人工受粉 じんこうじゅふんartificial pollination

世界大百科事典 第2版の解説

じんこうじゅふん【人工受粉 artificial pollination】

植物のめしべ柱頭に人為的に花粉をかけて受精させることで,動物の人工受精に対応する。作物の品種改良で交雑育種を行う場合の重要な操作であり,また近年は,果樹類の栽培上,着果率を向上させるための重要な農作業となっている。一般におしべのの中で成熟した花粉は,開葯(葯が裂開すること)とともに飛びだすが,このような成熟した花粉のみがめしべの柱頭上で発芽できる。発芽してめしべの花柱の中を伸長した花粉管が,子房中の卵細胞に到達すると受精が完了する。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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