アラン ベネット(英語表記)Alan Bennett

現代外国人名録2016 「アラン ベネット」の解説

アラン ベネット
Alan Bennett

職業・肩書
劇作家,脚本家,俳優,作家

国籍
英国

生年月日
1934年5月9日

出生地
ウェストヨークシャー州リーズ

学歴
オックスフォード大学エクセター・カレッジ

受賞
トニー賞(特別賞,第17回)〔1963年〕,ローレンス・オリビエ賞(ミュージカル・エンタテインメント男優賞,第16回)〔1992年〕「Talking Heads」,ローレンス・オリビエ賞(作品賞)〔2005年〕「The Histry Boys」,トニー賞(作品賞)〔2006年〕「The Histry Boys」

経歴
1960〜62年オックスフォードのマクダレン・カレッジで現代史を教えるなどしたが、この間戯曲やテレビ台本の共作者兼俳優となる。劇作家としては、’68年の「Forty Years(40年間)」で、20世紀前半の英国を諷刺風に描き成功する。’71年の「Getting On(老いゆく)」で中年の労働党議員を、’77年の「The Old Country(故国)」でソ連に亡命した同国人を取り上げた。悲劇喜劇の境い目に位置した作品といわれる。以後、数多くの演劇、テレビ、ラジオ映画の脚本を執筆し、風刺的でありながら温かみもあるコメディを得意とする。他の主な作品に「Kafka’s Dick」(’86年)、「Single Spies」(’88年)、国立劇場のために脚色した「The Wind in the Willows」(’90年)、「The Histry Boys」(2004年)など。著書に「やんごとなき読者」(2007年)など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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