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アルコバーサ

百科事典マイペディアの解説

アルコバーサ

ポルトガル中部,ナザレの東約14kmにある町。ポルトガル初代の王アフォンソ1世がイスラム勢追放に功のあったシトー派修道会(シトー会)のために,1153年この地にサンタ・マリア修道院を建造。ポルトガル最大の修道院で,正面の幅が221mもある。ゴシック様式のシトー派修道院の傑作であるが,正面は18世紀にバロック様式に改築された。悲恋物語が伝えられるペドロ1世と女官イネスの棺が礼拝堂に安置されていることでも知られる。修道院は1989年,世界文化遺産に登録。

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世界大百科事典内のアルコバーサの言及

【ポルトガル】より

… 8世紀に始まるイスラム教徒に対するレコンキスタ(国土回復戦争)の進展とともに,フランスの影響下に数多くの宗教建築が建てられた。ロマネスクでは巡礼路様式のコインブラ旧大聖堂(1184),ゴシックへの移行期のシトー会様式ではアルコバーサAlcobaçaのサンタ・マリア修道院(1222)が,ゴシックではバターリャ・サンタ・マリア・ダ・ビトリア修道院(15世紀)が傑出している。この国の建築が偉大な個性を発揮したのは大航海時代で,時の王マヌエル1世(在位1495‐1521)にちなむマヌエル様式と呼ばれる建築様式が生まれた。…

※「アルコバーサ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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