旺文社世界史事典 三訂版 「シトー派修道会」の解説
シトー派修道会
シトーはしゅうどうかい
Ordo Cisterciensis
ベルナルドゥスによって全西ヨーロッパに広められ,12〜13世紀に最盛期に達し,一時は教会において指導的立場を占め,修道院数も1800におよんだ。ヨーロッパの開墾と文化の促進に寄与したが,14世紀後半から衰えた。17世紀にトラップ修道院長ランセが改革運動を起こし,それにちなんでトラピストが修道会の代名詞となった。
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