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アルテリ artel’

世界大百科事典 第2版の解説

アルテリ【artel’】

ロシア,ソ連邦における小生産者または労働者の経済的目的追求のための自主的な共同組織。チュルク語のortak(組合)起源ともイタリア語のartieri(職人たち)起源ともいわれる。17世紀にこの語は現れるが,農奴解放後この種の組織は多様に発達し語義も多様化した。革命前の小生産者アルテリとしては,たとえば共同労働を行う漁労アルテリ,共同出資の作業場をもつ酪農家の共同利用アルテリ,共同購入・販売を行う諸種協同組合型組織,石工の相互扶助組織など。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のアルテリの言及

【コルホーズ】より

…生産手段の共同化の段階に応じて,コルホーズは三つの形態に区分された。最も初級の形態は,耕地だけを共同化した土地共同耕作組合(トーズ),次いで耕地と家畜・農具の主要部分を共同化したアルテリ(ここでは屋敷付属地(菜園)の私的利用が認められ,その耕作に必要な生産手段および若干の家畜の私的所有が認められた),最後に共同化の完全な形態がコムーナと呼ばれた。このようなコルホーズの建設が農業集団化である。…

※「アルテリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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