アルビン トフラー(英語表記)Alvin Toffler

現代外国人名録2016 「アルビン トフラー」の解説

アルビン トフラー
Alvin Toffler

職業・肩書
未来学者,社会学者

国籍
米国

生年月日
1928年10月4日

出生地
ニューヨーク

学歴
ニューヨーク大学〔1949年〕卒

受賞
ニューヨーク大学名誉博士号,ウェスタン・オンタリオ大学名誉博士号,シンシナティ大学名誉博士号,マイアミ大学名誉博士号

経歴
自動車工場で5年間働いた後、1957年からジャーナリストに転じ、新聞記者、米経済誌「フォーチュン」副編集長を経て、ラッセル・セイジ財団客員教授、コーネル大学客員教授、ロックフェラー財団顧問、未来学研究所顧問を歴任ワシントンのアメリカ国防大学の教授、国連女性開発基金米国委員会の共同議長を兼任。この間、’70年「未来の衝撃」を発表、加速度的な変化の中で人類の生き残る戦略を展開、ベストセラーとなり世界的な反響を呼んだ。次いで’80年には「第三の波」を発表し、流行語になるなど各分野に影響を与えた。他の著書に「文化の消費者」(’64年)、「明日の教育」(’74年)、「大変動」(’83年)、「パワーシフト(力の変身)」(’90年)、「戦争と平和」(’92年)、「富の未来」(2006年)など。ハイディ夫人は共同研究者で「パワーシフト」などの共著者でもある。1969年に初来日、以後数度来日する。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「アルビン トフラー」の解説

アルビン トフラー
Alvin Toffler


1928.10.4 -
米国の未来学者。
ロックフェラー財団顧問。
ニューヨーク生まれ。
溶接工時代に労働組合関係の雑誌に投稿した事から、ジャーナリストとなる。ホワイトハウス担当の政治労働問題記者として活躍後、1959〜61年「フォーチュン」誌の副編集長となる。コーネル大学客員教授やロックフェラー財団顧問としても知られる。ニューヨーク大学やマイアミ大学などから名誉博士号の学位を贈られている。著書に「文化の消費者」(’64年)、「第三の波」(’80年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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