フォーチュン(英語表記)fortune

翻訳|fortune

百科事典マイペディアの解説

フォーチュン

米国の隔週刊経済誌。1930年創刊。タイム・ワーナー社発行。主として実業家・経営者をはじめ,ビジネス人を読者対象とし,経済・経営,また世界情勢や将来予測など,広範で綿密な調査に基づく記事に定評がある。世界大企業ランキングは同誌の呼び物。発行部数約91万(1995)。
→関連項目エバンズタイム(雑誌)ビッグ・ビジネス

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

フォーチュン Fortune, Robert

1813-1880 イギリスの園芸家。
1813年9月16日生まれ。1843年王立園芸協会から中国に派遣され,万延元年と文久元年の2度来日。各地で植物を購入・採集してイギリスにおくった。帰国後,チェルシー植物園長。1880年4月13日死去。66歳。スコットランド出身。著作に「江戸と北京」。

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朝日日本歴史人物事典の解説

フォーチュン

没年:1880.4.13(1880.4.13)
生年:1813.9.16
幕末に来日したイギリス人園芸家。スコットランド生まれ。庭園芸業に従事したのちエディンバラ王立植物園に勤務。1842年ロンドンの王立園芸協会の温室主任となり,園芸植物採集のため清国に派遣される。万延1(1860)年10月清国から長崎に来航,横浜,江戸を訪れ,12月上海に向かう。文久1(1861)年春再来日し,翌年まで滞在。この間に長崎,江戸などで珍しい植物を採集,購入して母国に送る。清国の茶の移植栽培に成功し,イギリスの植民地製茶産業の発展にも貢献した。帰国後はチェルシー植物園長を務めた。<著作>三宅馨訳『江戸と北京』

(遠藤正治)

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世界大百科事典 第2版の解説

フォーチュン【Fortune】

アメリカの代表的な隔週刊経済誌。1930年にタイム社より創刊され,年間発行部数67万部(1980)。記事は広い視野に立った経済関係のニュースの分析を行っていて,その立場は客観的であるとともに,穏健な保守的傾向を貫いている。また,経済,経営関係のみならず世界情勢,政治問題,新産業,新製品などについての記事が多く,将来についての予測も試みられていて,学生,経営者その他ビジネス界の人たちに愛読者が多い。同誌の毎年発表する世界大企業ランキングはよく知られている。

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大辞林 第三版の解説

フォーチュン【fortune】

運命。運勢。
富。財産。

フォーチュン【Fortune】

アメリカの隔週刊の経済雑誌。1930年創刊。毎年行われる企業番付記事で知られる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フォーチュン
ふぉーちゅん
Fortune

アメリカのビジネス誌。『フォーブス』『ビジネス・ウィーク』と並ぶ三大英字ビジネス誌の一つである。娯楽・メディア大手タイム・ワーナーの子会社である雑誌大手タイム社Time Inc.(本社ニューヨーク市)が発行し、紙媒体とインターネット上のデジタル媒体(Fortune.com)がある。三大ビジネス誌のなかでは、経営分野に力点を置いて編集しているという特徴がある。世界の有力企業番付として定評のある「Fortune Global 500」や全米企業番付として知られる「Fortune 500」を毎年発表している。
 大恐慌下の1930年、『タイム』誌の生みの親であるH・R・ルースが創刊した。経済学者や評論家として著名なジョン・ガルブレイス、ピーター・ドラッカー、アルビン・トフラーらが編集者や記者を務めた。1955年から「Fortune 500」の公表を開始。働きがいのある世界企業番付「100 Best Companies to Work For」、世界の好感度企業ランキング「Most Admired Companies」などを公表しており、世界的な優良企業格付けとして報道・引用されることが多い。1978年に月刊から隔週刊に変わり、2009年から3週間に1度の刊行に変更した(月刊だが3、6、9、12月は月2回刊行)。世界約120か国でおよそ347万人が読む世界有数のビジネス誌で、アジア版、ヨーロッパ版などがある。ただインターネットの普及に押され、紙媒体の『フォーチュン』の販売や広告収入は低迷。国内販売部数は85万8500部(2016)。姉妹紙に『Money』などがある。[矢野 武]

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世界大百科事典内のフォーチュンの言及

【ドキュメンタリー映画】より

… 一方,アメリカでも,早くから反ナチ宣伝映画がつくられていた。ルイ・ド・ロシュモントの20分のドキュメンタリー・シリーズ《マーチ・オブ・タイム》(1935‐51)は,《タイム》《ライフ》《フォーチュン》各誌の編集方針に合わせて時事問題を扱ったものであり,また,38年に政府によって設置された〈USフィルム・サービス〉は,スラム街を描いたペア・ロレンツの《生活への闘い》(1941),不況下の農業問題を扱ったフラハティの《土地》(1942)をつくった。のちこの組織は戦時情報局に吸収されているが,ジョン・スタインベックの脚本によるハーバート・クライン《忘れられた村》(1941)が自主製作されたことも注目される。…

※「フォーチュン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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