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アルプマリティム県 アルプマリティムAlpes-Maritimes

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アルプマリティム〔県〕
アルプマリティム
Alpes-Maritimes

フランス南東部,プロバンスアルプコートダジュール地域 (レジオン) の県。地中海イタリア国境に接する。1860年にニース伯領のフランス領編入に伴い,バール県グラース地区などとあわせて創設された。県都ニース地中海岸はコートダジュールの国際的な観光地帯,東部および北東部は西部アルプス最南部にあたり,アルプマリティム (海岸アルプス) と呼ばれ,稜線はイタリアとの国境を形成。県北部はバール川とその二つの支流ティネ川,ベジュビー川の上流域で,標高 2000~3000mの山地。夏季高地放牧によるヒツジの飼育が盛んであったが,今日ではウシに代わった。バール川がほぼ西から東に流れる部分の南側からグラース地区までは石灰岩質の東西方向の小山脈が走り,コムギ,オリーブ,果樹,花卉の栽培地帯で,特に香料の原料供給地として名高い。県南東部は,ニース,カンヌモナコマントンなど大観光地を前面に控え,背後は峡谷の多い風光明媚の地として知られ,東部はタンド峠のトンネルを通ってイタリアのトリノ方面に自動車,鉄道の連絡路がある。グラース地区の香水製造のほか,主要都市に機械製作,既製服製造,建設工業などがあるが,県人口の 2分の1以上が第3次産業に従事し,観光県としての性格を示している。面積 4299km2。人口 97万1829 (1990推計) 。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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