アロプリノール

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アロプリノール
あろぷりのーる
allopurinol

高尿酸血症、痛風、尿路結石の治療薬で、化学的にはヒポキサンチンの立体異性体である。低濃度では競合的に、高濃度では非競合的にキサンチンオキシダーゼを阻害する。その結果、血中および尿中の尿酸値が著明に低下する。1日0.2~0.3グラム内服する。劇薬で、極量は1回0.2グラム、1日0.6グラム。[幸保文治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のアロプリノールの言及

【痛風】より

…無症候性高尿酸血症であっても,血清尿酸値が8mg以上の場合には,尿酸排出剤を用いて治療したほうがよいといわれている。 尿酸合成阻害剤のアロプリノールは,肝臓での酵素活性を抑制するので,進行した痛風や,腎臓障害の強いものや腎臓結石のあるものに使用するのがよい。軽症の場合は,尿酸排出剤のフェニルブタゾン,スルフィンピラゾンを長時間投与して尿酸値をコントロールすれば安全で効果もよい。…

※「アロプリノール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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