アンドレア・デル・カスターニョ(読み)アンドレアデルカスターニョ

百科事典マイペディア の解説

アンドレア・デル・カスターニョ

イタリアフィレンツェ派画家カスターニョ生れ。初めマサッチョドナテロらの影響を受け,人物像における彫刻的な量感表現,劇的緊迫感のあふれる表情や生き生きした動感による生命力の表現をもって,独自の様式を完成した。代表作に《ダビデ》(1450年ころ,ワシントン,ナショナル・ギャラリー蔵),《イエス受難の三場面と最後の晩餐》(1447年,フィレンツェサンタポローニア修道院旧食堂壁画),《ニッコロ・ダ・トレンティーノ騎馬像》(1455年―1456年,フィレンツェ,サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂壁画)などがある。

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アンドレア・デル・カスターニョ

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