法則の辞典 「アンル効果」の解説 アンル効果【Hanle effect】 本来はアンル効果のはずであるが,ハンレ効果*と記しているテキスト類が多い.原子や分子の基底状態と励起状態の遷移エネルギーと等しいエネルギーをもった光によって原子や分子を励起すると,共鳴蛍光を生じるが,このときに試料が静磁場中にあって励起光が直線偏光である場合には,共鳴蛍光の偏光度は励起光の偏光方向と,磁束密度 B の方向と大きさによって変化する. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報