アーマルコライト

世界大百科事典 第2版の解説

アーマルコライト【armalcolite】

アポロ11号で持ち帰られた月試料中にはじめて見いだされた新鉱物の一つ。化学組成(Mg,Fe)Ti2O5で,斜方晶系に属し,玄武岩中の細粒結晶として産し,外形は矩形をなすことが多い。シュードブルッカイト型の結晶構造をもつ。灰色の不透明鉱物。密度は4.9。アポロ11号の3人の宇宙飛行士の名前N.A.Armstrong,E.E.Aldrin,M.Collinsを組み合わせて名付けられた。アポロ11号および17号の着陸地点のチタンに富む玄武岩中の主要な不透明酸化鉱物として産し,チタン鉄鉱にとりかこまれていることが多い。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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