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宇宙飛行士 ウチュウヒコウシ

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デジタル大辞泉の解説

うちゅう‐ひこうし〔ウチウヒカウシ〕【宇宙飛行士】

宇宙船を操縦して、宇宙空間を飛行する人。1961年、ソ連のボストークに乗ったガガーリンが最初。アストロノート。宇宙パイロット

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百科事典マイペディアの解説

宇宙飛行士【うちゅうひこうし】

宇宙飛行のため特別に訓練された飛行士。心理的・生理的適性が特に必要。無重量状態下の運動,上下左右の揺れや回転に耐える,遠心加速装置による重力の何倍という加速度に耐えるなどの訓練を受ける。
→関連項目宇宙医学

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大辞林 第三版の解説

うちゅうひこうし【宇宙飛行士】

宇宙船や宇宙ステーションの搭乗員。

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

宇宙飛行士
うちゅうひこうし
Astronaut

有人宇宙船を操縦したり、備え付けの操作装置や各種実験装置を操作したりする搭乗員。現在運用中の有人宇宙船アメリカスペースシャトルロシアソユーズ、そして国際宇宙ステーションISS)である。各宇宙船一飛行当りの添乗員数はソユーズで3名、スペースシャトルおよび国際宇宙ステーションではそれぞれ最大7名である。その任務は、スペースシャトルの場合、宇宙船を操作するパイロット(2名、1名は船長)、シャトルのロボットアームなどを操作したり、後述するPSの任務も行うことがあるミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者、MS)ならびに自分の所属機関等の実験装置などを操作するペイロードスペシャリスト(搭乗科学技術者、PS)の三つに分けられている。
 アメリカのNASAは第1回公募の結果、1979年1月付けで8079名のなかから35名(パイロット15名、女性6名を含むMS20名)の候補者を選抜し、以後、原則として2年ごとに募集を行っている。当初の募集はアメリカ人に限られていたため、他国のユーザーがシャトルに搭乗するにはPSとしてしか搭乗できなかった。その後、外国ユーザーの強い要望もあって、アメリカ人以外のMSもNASA長官の承認を得て、1995年より搭乗できるようになった。
 参考までに、1961年4月にソ連のガガーリンが史上初の有人宇宙飛行を行って以来、2008年末までに飛行した宇宙飛行士の国別総数は以下のとおり。
 アメリカ男性257/女性40、ソ連・ロシア男性98/女性3、ドイツ男性10/女性0、フランス男性8/女性1、カナダ男性6/女性2、日本男性5/女性1、イタリア男性5/女0、中国男性3/女性0、イギリス男性0/女性1、ブルガリア、オランダ、ベルギー各国は男性各2/女性0、スイス、スペイン、チェコ、ポーランド、ハンガリー、ベトナム、キューバ、モンゴル、ルーマニア、インド、シリア、アフガニスタン、サウジアラビア、メキシコ、オーストリア、スロバキア、南アフリカ、イスラエル、ブラジル、スウェーデン、マレーシア各国は男性のみ各1名。合計34か国、467名(男性419/女性48)。[久保園晃]

日本人の宇宙飛行士

日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))の宇宙飛行士は、その前身の宇宙開発事業団(NASDA(ナスダ))の時代から2005年(平成17)8月までに8名。1985年(昭和60)8月の第1期生として毛利衛、向井(旧姓内藤)千秋、土井隆雄の3名が、1992年(平成4)4月の第2期生として若田光一、1996年5月の第3期生として野口聡一が選ばれた。毛利がPSとして1回、MSとして1回の計2回、向井がPSとして2回、若田がMSとして2回、土井と野口がMSとしてそれぞれ1回シャトル飛行をして成果をあげた。
 シャトル飛行士ではないが、初めて宇宙飛行を行った日本人は秋山豊寛(とよひろ)(1942― )である。秋山は、東京放送(TBS)社員であった1989年に宇宙特派員に選ばれ、翌1990年12月、ソ連の宇宙船ソユーズ、宇宙ステーション・ミールにジャーナリストとして9日間、搭乗した。
 さらに、将来の国際宇宙ステーション(ISS)に搭乗する宇宙飛行士を養成するため、1999年2月、第四期生として古川聡(さとし)(1964― )、星出彰彦(ほしであきひこ)(1968― )、山崎直子(旧姓角野(すみの)。1970― )の3名が選抜された。3名はアメリカ、ロシア、そして国内において訓練を行った後、2001年に宇宙飛行士として認定された。
 その後、若田は日本人初のISS長期滞在クルーとして、2009年(平成21)3月から7月までISSに滞在、船外実験プラットホームおよび船外パレットの取り付けと組み立てに参画した。野口は2009年12月、ソユーズ宇宙船に搭乗し、長期滞在クルーとして約6か月にわたりISSに滞在。組み立てが完了した日本実験棟(JEM)「きぼう」での実験運用をはじめとする宇宙環境利用に重点をおいて作業した。
 山崎は2010年(平成22)4月、シャトル(STS-131)に搭乗し、ロボットアーム操作および実験ラック、クルー備品などの補給物資などをISS内に搬入するなどの作業を行った。古川はアメリカ、ロシア、ヨーロッパ、日本において長期滞在に向けた訓練を実施中。星出は長期滞在クルーに任命され、訓練中。滞在期間は2012年初夏から約6か月の予定。
 2009年(平成21)度に第5期生として採用された大西卓哉(1975― )、油井亀美也(ゆいきみや)(1970― )、金井宣茂(のりしげ)(1976年― )の宇宙飛行士候補者3名は、宇宙飛行士認定に向けて採用され、訓練・育成中。[久保園晃]

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